「土木作業員とはどんな仕事?土木作業員は「3K」の職種?」
「土木作業員の仕事内容は?」
「「舗装工」と「土木作業員」の仕事の違いとは?」
このような疑問にお答えします!
こんにちは。北海道の建設企業「M・Kロード株式会社」です。
かつて土木作業員は「3K」(きつい、危険、汚い)の代表とされてました。しかし、近年は安全管理の徹底や建設現場の機械化・自動化が進み、そのような時代ではなくなってきています。
「きつい」、「危険」、「汚い」というイメージが強い土木作業員ですが、機械化、自動化、安全管理の徹底などにより、そのイメージは徐々に変わりつつあります。
建設需要はやや鈍化しているものの、人材不足は続いており、仕事がなくなっているわけではありません。むしろ土木作業員の需要は高く、未経験者でも積極的に採用する企業が多いです。また、資格や免許の取得を支援する企業も多いです。
本記事では、土木作業員とはどんな仕事であるのか、その仕事内容や給料、キャリアアップについて解説します。
土木作業員の業務内容
土木作業員は、主に道路や橋、ダムなどの公共インフラに関連する作業を行う専門職です。
すごく簡単にいうと、建設現場でのさまざまな物理的な作業を担当し、掘削や積み上げ、取り壊しといった業務を行います。
職務の特徴
彼らの作業は単純な労働だけではなく、専門的な知識と技術を必要とします。
正確な測定や適切な設備の使用、安全規則の遵守が求められます。また、プロジェクトの進行に応じて柔軟に作業を調整する能力も必要です。
教育と訓練
土木作業員には、高校卒業レベルの教育と建設に関連する専門的な技術訓練が求められます。
この訓練は、職業訓練学校や見習い制度などを通じて身につけることができます。さらに、昔と比較すると、現在は現場での安全訓練にも力を入れて教育されていることが多いです。
社会への貢献
土木作業員の努力によって、私たちは安全で快適な交通経路を確保することができ、その結果、快適な生活を送ることができています。
私たちが何気なく歩くこの道路も、すべて土木作業員の方々のおかげです。
そう考えると、現代の社会基盤を支える非常に重要な役割を果たしていることがわかると思います。
土木作業員の仕事は “なくならない”
ここまで読んでくれた方はもうお分かりだと思いますが、土木作業員の仕事は、その役割と需要から「絶対に無くなることがない職種」です。
就職活動を考えている方にとっては、その企業の存続性がどうなのかは必ず考えなければいけません。
もし、土木関係の職種を考えている場合は、このことも判断材料の一つにしておくことをおすすめします。
土木作業員の給与と働き方
土木作業員の給料は、業務内容や経験によって大きく異なります。また、働き方や労働環境も重要な要素です。以下では、土木作業員の給料と働き方について詳しく見ていきましょう。
土木作業員の給料全国平均は?
土木作業員の給料は、地域や業務内容によって大きく異なりますが、全国平均では月給25万円程度が一般的です。
ただし、これはあくまでも目安です。給与水準は年齢や経験、資格取得状況によっても変動します。
【業務内容別の給与差】
- 土木作業員: 平均的な作業員の月給は25万円程度ですが、業務内容によっては30万円以上も可能です。特に、重機の操作や高度な技術を要する作業は高給となります。
- 現場監督: 経験や資格に応じて、月給30万円以上が期待できます。また、ボーナスや手当なども加算される場合があります。
【経験や資格の影響】
- 経験者: 経験豊富な作業員や現場監督は、高い給与を得ることができます。特に、長年の実務経験や技術力を持つ者は、需要が高まる傾向にあります。
- 資格取得者: 特定の資格を持つ土木作業員は、資格手当や技能手当が支給されることがあります。例えば、重機の免許や安全管理の資格などが該当します。
働き方改革と労働環境
土木作業員といえば、「3K」(きつい、危険、汚い)の代表と言われてきました。
しかし近年では、建設業界でも働き方改革が進んでおり、労働環境の改善が図られています。会社によっては、「3K」のイメージとはかけ離れているほど、働き方改革が進んでいるところもあります。
取り組まれている改革の例は以下のとおりです。
【休日や休暇制度の整備】
- 休日取得: 週休2日制やシフト制の導入により、土木作業員も十分な休息を取ることができるようになりました。
- 有給休暇: 労働基準法に基づく有給休暇の取得が促進され、ワークライフバランスが向上しています。
【過酷な労働環境の改善】
- 夜間作業の是正: 夜勤労働の規制や適切な手当の支給により、深夜帯の労働環境が改善されつつあります。
- 安全対策の強化: 安全教育の徹底や安全管理システムの導入により、労働災害のリスクが低減されています。
土木作業員の仕事の魅力と適性
土木作業員の仕事には、どのような魅力があり、どんな人が向いているのか。
また、女性も挑戦できるのかについても解説します。
未経験からの挑戦と社会貢献
土木作業員は、未経験者でも挑戦できる仕事です。学歴を問わない求人も非常に多いです。
しかし、就業を通じて資格取得を目指すことも可能です。CADやエクセルなどの知識があれば、現場では即戦力として重宝されることもしばしばあります。
仕事の成果が形として残り、社会に貢献できる実感を得られるのも魅力です。建築物や交通網の構築に関わることで、日々の労働が社会全体に影響を与えていることを実感できます。
2. 女性の挑戦と進化する労働環境
土木作業員は、男性だけでなく女性も挑戦できる職業です。
近年では「土木系女子(ドボジョ)」として、女性作業員の活躍が注目されています。女性の丁寧さや気配りが現場で評価されることもあります。ここも昔とは考え方が変わってきているポイントですね。
しかし、仮設トイレの男女共用などの課題もあるのも事実です。この点については、国土交通省の取り組みにより、女性専用の施設設置など、まさに改善が進んでいるところでもあります。
3. 向いているタイプと必要な能力
土木作業員に向いている人材としては、以下のようなタイプが挙げられます。
- ものづくりが得意な人
- 機械を扱うことが好きな人
- コミュニケーション能力が高い人
特に、機械を操作することやコミュニケーション能力が求められる場面が多いです。建設現場では、職種間の連携が重要なため、チームプレイができる人材が重宝されます。
「自分は絶対コミュニケーションをとる現場はやりたくない」という方にはお勧めできないかもしれませんが、「コミュニケーションは少し苦手」くらいの方には逆におすすめです。
やはり、安全第一主義の現場において、コミュニケーションは必須なので、否が応でもコミュニケーションが必要になってきます。この点もやる気さえあれば自然にできるようになってきます。
わたしの会社でも、業務を通して「いつの間にかコミュニケーションの苦手意識がなくなった」という作業員がいっぱいいました!
キャリアパスと将来性
土木作業員としてのキャリアパスは、経験や資格取得によって多様化します。
【昇進やキャリアアップ】
- 現場監督への昇格: 長年の経験や技術力を活かして、現場監督としてのキャリアを築くことが可能です。
- 資格取得とスキルアップ: 新たな資格や技術の習得により、作業範囲や給与水準を拡大することができます。
【将来性と需要の見通し】
- 高齢化対策: 建設業界でも高齢化が進んでおり、若手の人材育成や技術継承が求められています。そのため、土木作業員としての需要は今後も安定的に続くと見られています。
- インフラ整備の推進: 地方創生や災害対策など、インフラ整備の需要は高まる一方であり、土木作業員の活躍がますます期待されています。
まとめ
土木作業員は、社会インフラの建設や維持に欠かせない存在であり、彼らの努力によって我々の生活が支えられています。
そのため、彼らの業務内容や働き方、そして社会への貢献について深く理解することは重要です。
また、未経験者でも挑戦できる仕事であり、女性も活躍の場が広がっています。これからも土木作業員の活躍が期待される中、それぞれのキャリアパスや将来性にも注目が集まっています。
M・Kロードで働きませんか?
私たちが働くM・Kロード株式会社では、今までの3Kを撤廃し、新3K(「給与」、「休暇」、「希望」)を表して、積極的に働き方改革に取り組んでいます。
資格取得に必要な費用の補助など、キャリアアップのサポートも充実しています!
私たちと一緒に働きませんか?