こんにちは、MKロード広報のアキタです!
- 元IT企業勤務 → 土木企業の広報就任
- なよなよ日本代表、元ブロガーで発信活動が得意
- 。土木業界のポジティブを広めていきたい
筆者の私は、土木企業の広報を担当しており、これまでたくさんの現場に足を運んできました。
基本的に「集中・和やか・誠実」を心掛けている弊社ですが、それでもたまに怒られている社員を見かけることもあります。
なんとかならないかな…と考えることもありますが、現場で過ごしていると「怒られる人には、共通点がある」ということに気づきました。
本記事にて土木現場で怒られてしまう理由を解説していきます。
さらに記事後半では、怒られてしまったら(られないように)意識すべきこと4つについても解説していきます。
本記事で書かれていることをしっかりと実践していれば、基本的に怒られるというようなことはなくなります。
とても重要なことを書いておりますので、今後土木業界に携わっていこうと考えている方や、怒られることに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
- 土木企業への転職を考えているが、怖いイメージがあり不安な人
- 土木業界のマイナスイメージを変えたい人
土木現場で怒られてしまう理由
土木の現場で怒られてしまう人には、下記の3つの共通点があります。
まずは自分に当てはまってないか、確認してみてください。
自分のミスを認めない
何か注意や指摘をされた時に、自分のミスを認めずに言い訳をしてしまう人がいます。
たとえば先輩に「〇〇をやっておいてくれ」と言われ、その場ではハイと言ったものの、やり方や要領が分からずできなかったとします。
この場合は当然注意されることになりますが、その時にフテっとした態度をとってしまったり「教わっていないので分かりませんでした」などと言い訳をしてしまうと、怒られる原因となってしまいます。
確かに教わっていないことはできませんが、二つ返事でハイと言った以上、できていなければそれはあなたの責任となります。
自分のミスを認めない=自分は悪くないと思っている、という事にも繋がりますが、一見理不尽に聞こえても、至極真っ当な理由で怒られているケースは少なくありません。
ダラダラしている、動きが遅い
この記事を読んでくれている読者さまは該当しないと思いますが、たとえば「お金だけ貰えればいいや」という意識で仕事をしていると、無意識にダラダラとした姿勢に変わってしまい、怒られる原因となります。
ダラダラと仕事をしている人を見て、ただ見過ごす職人さんはいません。
純粋に職人さんはダラダラが嫌、というのもありますが、怒られるのにはそれ以上のちゃんとした理由があるのです。
土木業界では、ダラダラと作業をしていると、時に重大な事故につながることがあります。
その人本人はおろか、周りの一般人さえも巻き込んでしまう危険性があるのです。
事故が起こらないように常にテキパキとした集中力が求められる土木業界において、怒るのは上の立場の人としてとても大きな責任なのです。
指導に対して不適切な態度をとってしまう
職人さんの中には指導中、どうしても熱が入りすぎてしまう方もいます。
指導を受けて中には「ちくしょう…」と苛立ってしまう人もいるかもしれません。
(大前提としてそれは決して変なことではありません。怒られていい気分になる人はいませんからね)
しかし、その指導内容(怒られた理由)を冷静に考えてみると、実は間違ったことをいっていないことがほとんどなのです。
(ごく稀に、ただの八つ当たりのように怒られたという人もいるかもしれませんが、それは我々が見直していくべきことでもあります)
怒り方が不器用な職人さんも一定数いるのは事実かと思いますが、そこで苛立ってしまうと、現状はずっと変わらないままです。
【重要】現場で怒られないために意識すべきこと
これから紹介することを意識するだけで、例外をのぞいて現場で怒られることは基本的にはなくなるはずです。
先回りの精神を持つこと
こちらとても重要です。
というのも、若手は職人さんのサポートをする機会が多いため
- 「この人は次何をするだろう」
- 「何が必要になってくるだろう」
- 「何をすれば嬉しいだろう」
というように、先回りをして相手のことを考えられると、あなた自身の評価がどんどん高くなります。
実は重いものが持てなくて、体力がなくて怒られると言ったケースはあまりなく、現場において大事なのは力よりも想像力だったりします。
分かっていないのに、分かったふりをしない
こちらもとても重要です。
何か指示を受けたとき、分かっていないのに二つ返事でハイと言わないようにしましょう。
適当にハイと返事をしてしまうと「何をすればいいかやっぱり分からない…」というようなことになっても、再度聞きにいきづらくなってしまい、結局何もできていないまま…ということが起こります。
これをしてしまうと、現場の作業効率が落ち、結局先輩が最初からひとりでやった方が早かった、となってしまいます。
大切なのは「分からなければ、その場でちゃんと聞くこと」です。
最初から100点をとることはできない
先輩も最初の一回で理解してくれる方が嬉しいでしょう。しかし、頼んだことができていなければ本末転倒。
「それなら最初から聞いてくれた方がよっぽどマシだよ…」と思っているハズです。
最初から100点をとるなんて不可能です。
なので絶対に分かったふりをせず、丁寧に聞き返すなどコミュニケーションをとることで、二度手間を減らし先輩からの信頼も厚くなっていきます。
常に集中力を持って仕事をする
土木の現場ではたった一度のよそ見やミスが、重大な事故に繋がる可能性があります。
たとえばデスクワークなんかでは基本、多少うとうとしていても人が怪我をする、なんてことはありませんが、土木の世界ではそれが起こりかねないのです。
そのためダラダラと作業していると、どうしても怒られてしまいます。
これは誤解されがちですが愛情の側面が強く、本当は怒りたくなくても怒らざるをえないのです。
誰だって大切な仲間や一般人を、危険な目に合わせたくはありません。
長年業界でやってきた職人さんほど、その想いが強いのです。
「事故はぼーっと仕事をしているときに起こる」、これを常に頭に入れ、集中力を持って現場に挑みましょう。
挨拶をきちんとする
これはどの会社でも当たり前ですよね。
挨拶は、人と人がその日初めて会った瞬間にするもので、「その日のお互いの印象を決定づける重要な要素」です。
だらっとした適当な挨拶をされると、お互いが気持ちよくないですよね。
気持ちよくないまま作業が始まると、空気がピリつき怒られたりの原因となってしまうかもしれません。
たった一度の挨拶で気分が悪くなってしまうなんて、なんだか損ですよね。
逆に、シャキッとした気持ちの良い挨拶ができると、お互い爽やかな状態で作業に入れるので、怒られる可能性が極端に減ります。
毎日行う挨拶だからこそ、毎回丁寧にきちんと行っていきましょう!
【重要】他人は変えられないけど、自分は変えられる
また、もしかしたら「自分は丁寧にしているけど、先輩がそもそも挨拶を返してくれない…」
なんて悩んでいる人もいるかもしれません。
そんな時、自分も適当でいいや…と思ってしまうかもしれませんが、むしろそんな状況だからこそ、丁寧な挨拶をすることを毎日心がけてみましょう。
他人を変えることはできませんが、自分を変えることはできます。
これは全世界の人に伝えたい、とても重要で役に立つマインドです。
相手は相手、自分は自分。
毎日シャキッとした挨拶を続けていれば、それを見てくれている人が必ず現れるはずです。その努力は必ず報われ、あなたは周りから愛され大事にされる人となり、沢山の事がいい方向に進んでいくはず。
- 先輩が見ていてくれた場合 :あいつは頑張り屋さんだな → 褒められることが多くなる
- 役員の人が見てくれていた場合:あいつは頑張り屋さんだな → 昇給、昇格
上記のように、気持ちのいい挨拶は必ず自分の元に還ってくるもの。
できるだけ継続をしてみましょう!
【さいごに】「怒る」と「八つ当たり」はまったく違うということ
記事は以上になります。あなたの貴重な時間を割いてここまで読んでいただき、ありがとうございました。
さいごに一つだけ伝えたいことがあります。
それは「怒る」と「八つ当たり」は全く違うということです。
- 怒る → その人の将来のためになる
- 八つ当たり → その人の将来のためにならない、むしろ潰しかねない
上記のとおりです。
残念ながら怒るではなく、八つ当たりが横行している環境というものは、存在します。
あまりにも人間関係に悩むようであれば、一度上の人に相談をしてみるのも一つの手でしょうa。
そして、それでも改善されない場合、転職を考えることも必要でしょう。
転職先のおすすめについて
土木企業は数え切れないくらいたくさんありますが、必ずしも自分にあったところを見つけられるとも限りません。
そんな中で、今の時代でできるだけ環境のいい企業を見つけるためには、下記2つをチェックすると良いでしょう。
- 若い人が多い
- 採用サイトやSNSなどで、その企業の雰囲気がわかる
上記のとおりです。
若い人が多い
基本的に人間関係で悩むのは、かなり歳の離れた上の人との場合が多いかと思います。
そのため若い人が多ければ、それだけ人間関係で過ごしやすい職場となる可能性が高くなります。
万が一何か悩みや困ったことが出てきたとしても、同じくらいの歳でなにかと相談したりできる人がいるだけで、救われますよね。
しかし若手不足の土木業界では、若手が多い企業というのはそう多くはありません。
そこで、より現実的でいい職場を見つけるポイントが次の「採用サイトやSNSなどを積極的に活用しているか」です。
採用サイトやSNSなどで、その企業の雰囲気がわかる
最近はSNSがとても身近なものとなりました。
土木業界においても、自社の雰囲気を知ってもらうためにSNSを取り入れる企業が増えてきています。
そのため、作業風景の写真や動画から、より信憑性の高い雰囲気をリサーチできます。
また、下記のようにも捉えることができます。
- SNSを取り入れている = 新しいことを柔軟に取り入れている証拠
- 古い考え → 令和の新しい常識を意識できている
上記のような考えの人が、上層部の人にいるということ。これがいい環境を選ぶ上で欠かせない要素となります。
弊社もInstagram、Tik Tok、YouTubeをやっておりますので、ぜひチェックしてみてください!
@mkroad_official